2011年2月4日金曜日

Lyle Lovett & John Hiatt

ライブ三昧のアメリカ生活もいよいよあとわずか。

最期を飾るのは!

Lyle Lovett & John Hiatt

この信じられない組み合わせ!

アメリカ滞在中に三回もLyle Lovettを見れるなんて、なんて幸運な男だ!(一回目二回目

ちなみにJohn Hiattは二回目(一回目

このコラボでどんな組み合わせとなるか?

二人で一緒に演奏するというより、一曲ずつ交互に演奏して、MCが入るという感じ。

一番盛り上がったのはJohn Hiatt"Tiki Bar is open"


Lyle Lovettは"If I had a Boat"


Lyle Lovett"Penguins"で大盛り上がり!


アンコールは

Lyle Lovett"My baby is not tolerant"

John Hiatt"Have little Faith in me"

で閉幕。

最後の握手。

John Hiattはもちろん素晴らしミュージシャンであるのだけど、Lyle Lovettは抜群だった。

口を大きくあけないのだが、体全体が震えているようなすざましい声量。

伴奏のギターもアクセントの付け方が印象的。(カポの位置を変えるだけで、同じコードフォームばかり使うのだな。このギターなんだろう。ものすごいブライトな音だったが、Martin D-45のような、なんとなくCollinsじゃないかな。ピックアップはサンライズ)

クールな顔でブラックな冗談をいって(その後、顔をくしゃくしゃにして笑うのが印象的。)

John Hiattの演奏を真摯に見つめるさま。

全二回のライブで見せた服のセンスの良さ。

あふれるばかりの才能で、ビックバンドでもソロでもアレンジしてしまうのだろう。


LyleがHiattに、

「あなたを初めて見たのは1981年でRy Cooderと一緒のツアーの時だった。感動しました。その前から、Ry cooderとあなたの大ファンだったのです。」

John Hiattが照れながら薄くなった頭をかいていた。

このやり取りが印象的。

二回目に見たときにはAsleep at the wheelと一緒で、

ここのフロントマンRay Bensonに対する態度もリスペクトにあふれていた。

つまり、先達に経緯を払いつつ成長してきたのだろう。

おそらく、人柄も充実していて、だからこそ大所帯のバンドメンバーを集め、

しっかりとバンドマスターをしているに違いない。

なんて、音楽から人格まで神聖化しちゃいけないが。

最高のアーティストの一人だ!

Lyle Lovettばかりほめたが

John Hiattも良かった!

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