アメリカにもどってからもライブ週間は続きます。
戻った翌日に、Keb Mo'、さらに翌日にBruce Springsteenがありましたが、今回は見送ってしまいました。(うーん、見たかったのですがねぇ。体調優先ということで)
さて、スタートが午後九時と遅め、今回は初めての会場。
Rave/Eagle Clubというダウンタウン近くの会場へ。
怖い雰囲気の方々がたくさんいます。(スキンヘッド、tattoo、etc・・・)
さて、Medesuki, Martin& Woodです。Official HPはこちら
調べたら1991年結成なんですね。もうちょっと新しいと思っていた。(たしかに、ライブハウスは結構中年の人が多かった。)
John Medeski(keyboad, Piano), Billy Martin(Drums, Percussion), Chris Wood(Bass)
のトリオ編成。
私が初めて聞いたのは、1998年のアルバムCombustication
ジャケ写がかなりひどいが、タワーレコードで聴いて、大ファンになって購入。
ジャンル分けが難しいが、ファンク、ジャズをベースにグルーブを追求した、とでもいえばいいのか?
オルガンの音色がファンキーで格好いい。
一発でファンになってしまって、定点観測的に聴いておりました。
日本に来たことはあったけど、とても仙台までは来ないので、
今回が初めてのライブ。
3人であのグルーブが本当に出せるのか??
ということが興味ありました。
30分待って演奏開始。
特にMCもなく、演奏開始。
CDでは、キーボードのファンキーさと、ベースの絡みが好きだったんだけど。
ドラムが素晴らしい、変化自在の音色、リズム。
通常はドラムはバンドの奥にいて、こっちを向いていることが多いが、今回は(写真にあるように)ステージ向かって左側に位置していたのが音色を変えている理由?
よくわからないが、数えきれない、リズムパターンとアタックの種類。
いままで、ドラムでこんなにすげぇ、と思ったのは二人目。生で見た人でね。
(もう一人はハイロウズのドラマー、桐田勝冶。かれのドラムソロにはやられました。)
乾いた音とファンキーなリズムをずっとたたき続ける、martinに、キーボードのフレーズがどんどん展開されていて、さらに展開の周りを這うようにベースが絡みついて、とてつもない、グルーブを生み出す。
CD盤では味わえない、熱いライブでした。
ファンクっぽい曲だけでなく、アフリカのビートを連想させる曲や、ウッドベースに持ち替えた4つ打ちのジャズ(でもオルガンはめちゃくちゃファンキー)
などなど
彼らの音楽性の幅を存分に楽しみました。
Martinの巧さには本当にびっくり、タンバリンソロであんなに様々な音色、リズムを作り出せることに驚き。
個人的に一番よかったのは、三人がそれぞれカウベル(みたいなもの)をスティックで叩きだし、全員違うリズムを叩き続きているのに、すべての音の隙間を埋めて、曲として成立しているのみならず、強いグルーブを生み出していた!
基本的な音楽的なバックグラウンド(知識や技術)があるうえに、センスがあると、ここまでの曲をつくれるのか、と驚きましたね。
生で見れてよかった。
12月に五枚組が出るらしいですよ。
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