2010年12月18日土曜日

豊臣秀吉、読了。

山岡荘八「豊臣秀吉」を読み終わった。

他の作品に比べて読みどころがないけど、感想を。

秀吉は

最強の現場監督

ここで終われば最高に好きな人だ。

信長のような上がいなくなったことが最大の不幸だ。

上に立っちゃいけない人だね。


出世していく過程の最初のほうは書き込めていない。(生い立ちが、よくわからないことがあるからねからだろう。)


途中まで(毛利攻めから、賤ヶ岳の戦い)は、アイデアと人情のあるいいキャラなんだが、

関白太閤となっていく過程で、

それまでの魅力をすべて失っていくようなことばかりしちゃったね。(妹を家康にあげ、朝鮮出兵などなど)

しかし、地位っていうのはそんなに人を変えるものかね?

自分も役がついたら、そうなるのか?

なんて、事を考える。

もちろん役がつけば変わる、給料だって変わるし、影響力だって変わる。

一見目線を部下を同じに持っている、というのは失格。

役には役に合った、徳と目線を持つべきだ、ということだ。

だから、上になったからって無茶言っちゃいけない。

これを忘れていたら、指摘してください。(言われなくても指摘してくれる周りがたくさんいるっていうのが最大の幸せだな。)




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