音楽雑誌が大分廃れた、なんて話を最近聴いた。
10年前は、CDの情報っていうと、主に二つ。ラジオと文献。
ラジオはピーターバラカンさんの番組。
雑誌はミュージックマガジンとかレコードコレクターズ、タワーレコードの情報誌"bounce"。
(最近10年前の話が多いな。)
直接店舗に行って、試聴できる盤が良かったり(タワーレコードがフォーラスに移った頃が最高だった。)
店員さんと仲良くなって、良い盤を勧めてもらったり。(新星堂のクノさんといういい人がいた。)
その頃から、ネットで情報交換という流れになってきた。
インターネットって探しているものをドンピシャで見つけるのには向いているけど、
目的外のものを探すのには向いていないような。
例えば辞書でも
「蜘蛛」を調べたいと思ったら
その周辺に、「熊」とか「組」とか「蔵」とかあるわけですよね。
そうやって知識を貯える事が好きです。
雑誌をぱらぱらとめくっているときも、
目的のインタビューを読み終わって、書評を見つけて、興味をもってその本を買ってみたり。
第一の目的を達成した後に、その周辺から世界が開けたって事があったので、そういうことが好きなんですね。
インターネットはもちろん便利でよく使っているけど、今イチ、記事とかレビューがただ言いっ放し、って感じが拭えないですね。
この雑誌の、この人の記事好きだなぁ、っていう思いが今イチ、
インターネットでは見つからないです。古い世代という事ですね。
前置きが長くなりましたが、
私が信頼している、音楽雑誌の紹介です。
毎月買っております。10ドルでCD付きが嬉しい。
このCDが良いのですよ。有名曲からマイナーな曲までなんでもあり。
日本で購読すると、年間二万くらいになっちゃうのかなぁ。
ちょっと考えものです。
この中にCDのレビューがあるのですが、
これが辛口。☆の五段階評価なのだけど、満点が殆ど出ない。(少なくともここ一年ではない。)
全く出ないってことはないのだけど、☆五つは、二枚組とか、ボックスセットだけ。
やはり売上げを考えての事ですかね。
後ろのUncutって言う雑誌も結構買います。
これもレビューが☆五段階評価。
こっちは☆☆☆☆☆結構出ます。最近だとAfrocubismでした。たしかにいい!
☆☆☆☆☆;かなりお勧め。誰が聴いても良いでしょう。
☆☆☆☆;そのアーティスとが好きな人ならば良いでしょう。
☆☆☆;そのアーティストのコアなファンならどうぞ。
これ以下は、コレクター向けってことになりますかね。
アメリカでも五段階評価って良くあって、職場でも使われます。
Far above standard,
above standard,
standard(fair),
below standard (poor),
far below standard (very poor)
通信簿で言う1−5ってことですね。
以前、ボスが、☆☆☆☆が普通で、☆☆☆はかなり悪い評価といっておりました。
今年の私の評価は☆☆☆でした。
相互評価だったら、☆一つをあげるのになぁ、ものすごおく辛辣なコメントつけて。
相互評価じゃないのが残念です。
それはさておき、両方ともイギリスの雑誌だったんだのですね。
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