というのは、サンクスギビング(11月第4週木曜日)の次の金曜日のこと。
アメリカは国民の休日が少ないので、このサンクスギビングの木曜日から、日曜日までの4連休が一番大きい休暇となる(もっともアメリカ人は金曜日休んで3連休をとることは多いですが。)
日本の盆と正月を合わせたもの、というのがしっくり来ますね。(確かに、実家に帰る事が多いみたい)
この時期が、アメリカがもっとも交通機関が混む(と言われている)。
Black Fridayは初売りみたいな感じで、朝の5時とか3時から店を開いて、大セールを行う。
この日一日の売上げが、一年の売上げの10%になる事もあるらしい。(このBlack Fridayからクリスマスで、一年の売上げの40%を占めるとか。)
バーゲンって好きになれない。
安く買う事は好きだけど、人ごみが嫌い、レジに並ぶのが嫌い、疲れた店員の無愛想さが嫌い。セールのためにあるような、B級のしなものが嫌い。
年を取るにつれて、自分の時間と割引をトレードオフする事ができなくなっている。
でも、どのくらい混んでいるのか、近くのモールに行ってきました。
混んでる混んでる
人を人で洗うような混み様。
小さな子がぶつかるわ
でかい買い物袋を下げた人にぶつかるわ。
やっぱり来なければ良かったなぁ、なんて思いながら散策。
値下げがなさそうなアップルストアが大混雑、なぜだ?
エディーバウアーにはいったら
ずっと狙っていたグローブが30%オフ。
去年の冬からずっと欲しいと思っていたから、即決。(いままで様々なセールでいっさい値引かなかったのに、今回はもうけもの)
レジにも2、3人しか並んでおらず
その人達もせいぜい2、3個のものだけ
「これはすんなりチェックアウトできる!」
と喜んだら、
全然すすまない。
レジカウンターを見ると、
体格のいいおっさんが、とても大きな袋(おそらく、エディバウアーにある一番大きなサイズだろう。)
を3個ほど並べて、何かしている。
大きな袋はしかも通常の袋(セールのときはちょっとハッピーな柄の袋になっております.サマーセールでも、クリスマスセールでも)
どうやら、通販で買った、商品を返品に来ているらしい。(アメリカでは店舗のある通販では、店頭で返品、交換、返金をする事が出来る場合がある。)
何を好んで、一年でもっとも混むときに、通販の返品にくるんだ?
三つあるレジの真ん中はその通販返品男に占められており、右側は
午前中に買った品物のサイズ交換(それも1個、2個じゃない。。)
をしている。
これは嫌がらせじゃないか?
火をつけたタバコの煙のように伸びる列。
対応している店員さんも、キレるを通り越して、魂が抜けた顔している。
ようやく、通販返品男が終わり、サイズ返品男が終わりレジが流れ始めた。
力ない店員さんの
Thanks for your patients.
の言葉だけが印象に残った。
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