2010年10月1日金曜日

オイル交換と村上春樹

仕事帰りに、車のエンジンをかけたら見慣れないマークが点灯していた。

(仏さんのご飯みたいに茶碗に箸が刺さっているようなマーク)

ダッシュボードからマニュアルを取り出して、調べたら

「空気圧の低下」

のサインだった。

オイル交換の時期だったし、その足でディーラーへ向かった。

冬前にタイヤのローテーションしてもらうついでに空気圧をチェックしてもらう事に。

出来上がるまでの小一時間(今までの経験から、30分では終わらないけど、一時間はかからない、事は分かっている)

読書する事に、日本で買ってきた、村上春樹の短編集1990-1991、黄色い拍子の本、を読み始めた。

なんか、不思議な感覚だとおもったら、半年ほど前にオイル交換をしたときは

別の短編集、めくらやなぎと眠る女、赤い拍子の本を読んでいた。

しかも、同じ席に座って。

ちょっと村上春樹的世界を楽しみつつ本に没頭。

「lyle, all set」

と言葉で現実世界へ。

「タイヤは四つとも同じように空気圧が下がっていたから心配ない。」

「ブレーキディスクも大丈夫だし、他にも異常はなかった。Have a good day」

ベッコリへこんだ右後ろのバンパーは何も言われなかった。

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