こちらにいると、時間がたっぷり。
夜はやることがないので、ごろごろネットを見ていると、こんなものを見つけた。
アマゾンとかで買えるみたいですな。
思えば、私の人生に多大な影響を与えたのは、間違いなくこの番組。
テレビの前で、毎週木曜日に夜七時からやっていた、福留さんが司会の番組。
「ニューヨークに行きたいかー!!」
「罰ゲームは怖くないかー!!」
のセリフにどれだけ興奮したことか。
知力、体力、時の運。
このフレーズもいまだに心に残っています。
残念なことに、平成4年(私が中学三年か?)に終わったえ。
非常に残念。
立命館大学に行って、
RUQS(立命館大学クイズ研究会)に入って、これに出るというのが夢。
そういえば、中学生のころは弁護士になりたいとかも思っていたな。
どこかで道を誤って、今の仕事だけど。
(弁護士も厳しくなってきているみたいだから、まだ、ましか。)
復活した1998年はもちろん参加しましたが、あえなく一問目敗退。
いい思い出。
その時に、見たアメリカへの憧れをずっと引きずって生きてきて、アメリカっぽい音楽(ジャズとか、ビックバンドとかね、もちろんその後のロックも)、アメリカっぽい雰囲気の服が好きに。
さらに飽き足らず、こっちで縁があって仕事するようにまで。
最近、気付いたのですが、
「アメリカに対する憧れがなくなったな」
と、以前のような無条件で
「アメリカっぽいことは素晴らしい!」
ということはなくなっちゃいましたね。
さらに、偶然に見つけたここの記事でを読んで納得。
あの番組は「アメリカシンパ」を作るためのアメリカの戦略だったんだな、と。
そういう目で見ると、日本でブームになったNBAや日本人メジャーリーガーが活躍するようになった背景には、「アメリカを好ましいもの」と感じることを輸出することがすごくうまいなぁ、と思う。
スポーツに対して、そういう政治的なことを言うのは嫌だけど、事実は事実ですからね。
コンテンツがMLBで飽和したら、次はNFLを日本に広めるために、日本人プレイヤーが誕生するでしょう。
そういう国ですから、あらを探せば、アメリカの嫌な部分は沢山あるね。
(同じ以上にいいところも挙げられるけど。)
生活すれば当たり前になった、といえばそれまでですが
人間が集まる所って、日米そんなに違いはないね。
お腹はすくし、トイレにも行かなくてはだめだし、夜になれば眠くなる。
気分のいい時もあるし、気分の悪い時もある。
うまくいくときもあれば、うまくいかないときもある。
ちょっとしたことで嬉しくなったり、悲しくなったり。
そういう人間たち(自分も含めて)が集まってコミュニティを作っているわけですから、
本質的なことは同じなんだな、と。
そんな風に見れるようになって、アメリカの洗脳から逃れたなぁ、と思ったわけですよ。
だからと言って、アメリカが駄目で、日本が手放しでいいわけじゃない。
アメリカの音楽や文化の魅力が薄れたわけでも
日本に魅力がアップしたわけでもなく
同じような距離感で見ることができるようになったってこと。
日米いいところ取りでいい。
とはっきり自覚したのです。
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