2010年9月1日水曜日

洗脳が解けるとき

こちらにいると、時間がたっぷり。

夜はやることがないので、ごろごろネットを見ていると、こんなものを見つけた。


アマゾンとかで買えるみたいですな。

思えば、私の人生に多大な影響を与えたのは、間違いなくこの番組。

テレビの前で、毎週木曜日に夜七時からやっていた、福留さんが司会の番組。

「ニューヨークに行きたいかー!!」

「罰ゲームは怖くないかー!!」

のセリフにどれだけ興奮したことか。

知力、体力、時の運。

このフレーズもいまだに心に残っています。

残念なことに、平成4年(私が中学三年か?)に終わったえ。

非常に残念。

立命館大学に行って、

RUQS(立命館大学クイズ研究会)に入って、これに出るというのが夢。

そういえば、中学生のころは弁護士になりたいとかも思っていたな。


どこかで道を誤って、今の仕事だけど。

(弁護士も厳しくなってきているみたいだから、まだ、ましか。)

復活した1998年はもちろん参加しましたが、あえなく一問目敗退。

いい思い出。

その時に、見たアメリカへの憧れをずっと引きずって生きてきて、アメリカっぽい音楽(ジャズとか、ビックバンドとかね、もちろんその後のロックも)、アメリカっぽい雰囲気の服が好きに。

飽き足らず、学生時代に格安バスでアメリカ横断。(今もやっていました、ここ

さらに飽き足らず、こっちで縁があって仕事するようにまで。

最近、気付いたのですが、

「アメリカに対する憧れがなくなったな」

と、以前のような無条件で

「アメリカっぽいことは素晴らしい!」

ということはなくなっちゃいましたね。

さらに、偶然に見つけたここの記事でを読んで納得。

あの番組は「アメリカシンパ」を作るためのアメリカの戦略だったんだな、と。

そういう目で見ると、日本でブームになったNBAや日本人メジャーリーガーが活躍するようになった背景には、「アメリカを好ましいもの」と感じることを輸出することがすごくうまいなぁ、と思う

スポーツに対して、そういう政治的なことを言うのは嫌だけど、事実は事実ですからね。

コンテンツがMLBで飽和したら、次はNFLを日本に広めるために、日本人プレイヤーが誕生するでしょう。

そういう国ですから、あらを探せば、アメリカの嫌な部分は沢山あるね。

(同じ以上にいいところも挙げられるけど。)


生活すれば当たり前になった、といえばそれまでですが

人間が集まる所って、日米そんなに違いはないね。

お腹はすくし、トイレにも行かなくてはだめだし、夜になれば眠くなる。

気分のいい時もあるし、気分の悪い時もある。

うまくいくときもあれば、うまくいかないときもある。

ちょっとしたことで嬉しくなったり、悲しくなったり。

そういう人間たち(自分も含めて)が集まってコミュニティを作っているわけですから、
本質的なことは同じなんだな、と。

そんな風に見れるようになって、アメリカの洗脳から逃れたなぁ、と思ったわけですよ。

だからと言って、アメリカが駄目で、日本が手放しでいいわけじゃない。

アメリカの音楽や文化の魅力が薄れたわけでも

日本に魅力がアップしたわけでもなく

同じような距離感で見ることができるようになったってこと。

日米いいところ取りでいい。

とはっきり自覚したのです。









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